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「構造改革・収益重視・安全管理」

速度オーバーが生んだ第三次
問われる経営姿勢「尼崎JR脱線事故」

市場主義経営の歪が大きな惨事

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役 廣澤 三夫

4月25日朝(9:18)JR福知山線・尼崎駅へ向かう途中、オーバーランによる遅れを取り戻そうとスピードを出しすぎ、カーブを曲がりきれずに脱線転覆、死者100人を超える犠牲者を出す大惨事を引き起こした。

昭和62年いわゆる構造改革によって、国鉄が民営化され20数年が経過した。

その間、収益重視を基調に合理化やリストラが徹底され、定刻厳守の指揮強化や過密ダイヤ等の効率化が功を奏して黒字体質に大きく変貌した。経営努力に敬意を表したい。

しかし、今回の大惨事はものの見事にそれらの努力や執着心が悪玉に仕立てられている。

公共交通機関としての役割期待や責任は、「安全管理が最優先」社員一丸となって先行すべき事項が、「稼ぐが一番」に変わらざるを得なかった背景を注視しながら報道に聞き入った。

「安全管理と効率化」のはざまで経営幹部は、選択と決断に迫られていたことも事実のようだ。多くの犠牲者は、利便性を求めながらも究極の安全神話に選っていた面も否めない。

一たび事故が発生すると、すべての責任は「効率化や収益確保」に傾注している姿勢や企業体質に批判の目は移ってしまう。批判されて余りある大惨事であった。

また、事故後の対応に誠意が希薄であり隠蔽体質や責任転嫁や事故を引き起こした企業の当事者としての意識欠如が厳しく糾弾されている。

企業責任が問われる21世紀

私達も、創業以来顧客重視や顧客満足を基調に「今日の仕事は明日にのばすな」を合言葉に40年間努力させて頂いてきました。

その間、時代にも恵まれ今日まで成長を続けさせていただきましたが、行財政改革やIT化による紙媒体による情報伝達の仕組みは、音を立てて崩れ去ろうとしており、まさしく時代は大きく変化しました。

企業間競争は激化しコスト構造を抜本的に見直す必要性に迫られ、関係各位には大変ご迷惑をお掛け致しますが、3月15日に再生のための法的処置を決断し其の手続きを申立て、既に一ヵ月半になります。

お陰さまで、お得意先様のご理解と多くの債権者様の寛大な対応によって、大きな混乱もなく推移しておりますが、来るべき再生計画に基づくあらゆる対応がご理解され、尚且つ「経営の健全化」が見える形での再スタートになってはじめて、道筋が立つということになります。

このたびの経営判断も、過去を清算し結果責任を明確にしながら企業の存続を図る、なかんずく社員の生活はもとよりお得意先様の発送部として、さらに貢献をしていきたいとの苦渋の決断でありました。

今後は、既存顧客を中心に営業活動を展開しつつ多くの債権者のみなさんへの「報恩感謝」に全力を傾注し、しっかりとした経営基盤を構築することが責務と感じております。

これからのP&Dヒロサワ

先日、若いある社員から「会社の将来について少々不安があります。」と訴えられた。

切実な訴えであり、私としてはなんとしても払拭しなくてはならない重要な課題であり、経営者として企業の将来に「希望と安心」を提供することは必須課題と心得、さらに経営の健全化を目指して粉骨砕身努力をする覚悟でおります。

ISO更新審査の先生方
ISO更新審査の先生方

時代の変化や過去の重石を理由に、応分の負担を強要してまいりましたが、今後の対応としては創業30周年に明言をさせて頂いた三項目を実践できる環境作りと、金融機関や大手運送会社そして多くの仕入れ先関係の各社に対して、誠を尽くしていくことに尽きると思います。

そのためには、社員一人一人の再生に向けての覚悟と愛社精神が肝要ではないかと思っております。

ISO更新審査の先生方
ISO更新審査の先生方
  1. 品質の維持向上のためにあらゆる角度から問題点を洗い出し、継続的改善の手を緩めず、クレーム0を目指して頑張ること。
  2. 生産管理についても、ライン管理はもとより横の動きや縦の動きに一歩のムダのないように、創意工夫しながら機能を最大限活用し効率を高めていくこと。

社員一人一人の、其の時々の懸命な努力と熱意がお得意先様等から求められております。

ISO更新審査の先生方
ISO更新審査の先生方

経営の健全化は、社員のモチベーションを高めつつ、いかなる困難にも立ち向かう気迫と忍耐がすべてを決すると考えております。このたびのJR西日本の社員管理や目標管理は、世間全般の趨勢でもあります。

しかし、結果として大惨事を引き起こした企業責任は計り知れない苦痛と醜文に、被災者ともどもに長い戦いを強いられることになります。

「企業の継続は経営者の責務・全方位を睨んで経営の健全化を図ってください。」

品質重視による顧客満足を基調に、豊かな生活の基礎となる職場構築にありとあらゆる対応が求められております。いよいよ本格的な再生計画の戦いが始まります。

社員一人一人の、なお一層のご支援とご協力をお願いいたします。

代表取締役 廣澤三夫

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