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高齢者の健康管理・国家的プロジェクト

「生活習慣病予防検診」スタート
「メタボ予備軍」を根絶しよう!

今季高齢者医療制度がスタート

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役 廣澤 三夫

最近の政治課題として「高齢者の医療費」に注目が集まっている。 

このままの状況で進んでいくと、2025年には国家予算の30%前後まで嵩む事になるという「厚生労働省の試算」が大きくクローズアップされ、その手立てとして「後期高齢者医療制度」がスタートした。

小泉改革の一つでもあり既に二年前に法案は策定され国会で審議され衆議院を通過した代物である。

最近、政府与党から「長寿医療制度」と言う耳障りの良いネーミングで、国民の理解を得ようと躍起になっているが、制度としては今後の少子高齢化を視野に財政再建の大きなテーマとして、概ね理解できる。

75歳以上のお年寄りを区分し、「国から50%・若い世代から40%・高齢者は10%」という負担配分を明確にし、今後の推移を見据えながら、県単位で保険料負担の適正化を図っていく。

情報提供のタイミングと信頼性

しかし、今回の制度施行について、あまり評判がよろしくない。

要因は、「わかりづらい・説明が遅い・いきなりかよ!・なんで75歳なの?・年金から天引き、それはないよね!国の無駄遣いを止めることが先だよ。」いろいろと国民からの不満や不平が噴出している。

新制度の導入に不可欠なことは「情報の共有化」と、国民の目線に立って、その制度の仕組みや必要性について、親切丁寧に対応していく事が大事ではないかと強く感じております。

それらについての遅れや手抜きが、国民の大きな不満の要因ではないでしょうか?

「生活習慣病予防検診」について

この制度も、「戦後行なう初めての新設制度」であり、私ども事業所としては、社員自身が高齢化社会に向っていく事は間違いない事実です。

その社員が予防検診を積極的に受ける事で、「生活習慣病の予備軍・メタボ撲滅」と言うことにもなる。

特に最近増えている「若者のメタボリックシンドローム」を防止する手立てとして有効でもあり、「国家プロジェクト」としては、大変大きな意義のある事業の一環ではないかと捉えております。

昔は「風邪は万病の元」と言われておりましたが、最近はメタボが病気の大きな要因になっているようです。弊社にも、今回受診する35歳以上の対象者が40~50名おります。

法令で定められている国民健康保険組合の「健康診断」は、欠かさずに行なっておりますが、さらに「政府管掌健康保険生活習慣病予防検診」は、将来の生活に「安心・安全」の道筋を明確にして行くことでもありますので、対象者は必ず受診するようにお願い致します。

管理者養成学校・社長特設コースに参加

さて、このたび「安心・安全」推進担当の節子さんが、地獄の特訓・社長特設コースに参加した。

4月13日~15日までの3日間。当日早朝に受付をさせていただき、9:00から研修がスタート。挨拶の重要性や礼について徹底されたようだ。

さらに管理者としての基本的な考えがちりばめられている文章を、素読という形式で廻し読みをする。

参加者は、14名「30代・40代・50代・60代は彼女一人」だったとか。いずれにしても訓練のメニューについては、あらかじめ理解して臨んだ訳ですが、その場に行ってみれば「講師の激」に圧倒され、平常心を失い普段何でもないような事が出来なくなってしまう。

特に、「行動力基本動作10ヶ条」は、必修科目。60歳を越えた生徒は二か条をマスターする事とかなり配慮されたそうだ。

また「10キロメートル走行」隊列を組んで走くのも名物の一つ。

案外楽にこなす事が出来たそうだ。(帰ってきてから・足が棒のようで・・・・)

しらゆり長・今後の課題

弊社に於いて、私はじめ多くの管理職が体験している「地獄の特訓」。

二週間で身につけたものは二週間で0になると世間では揶揄されている。私自身が実際に体験して感じた事は、管理者としての意識改革であり、管理者が為すべきことを認識し、それを実践していくための情報移入と捉えております。

学んだ事すべてを学んだ通りに実行すると言う事は、かなりの制約がある。しかし、管理者として「矢を受けてみよ!」という強い意識を持つ事は、企業間競争力がますます厳しくなる今日、どうしても理解し実行していただかなければならない事。

その「役割期待」の入り口を体験してきたと言う事でしょう。

学んだことを、具体的に職場に反映し、「善管義務・忠実義務」を果たして頂きたい。

幸いな事に、3~4月と売上げも収益もかなり堅調に推移しております。

若い力も、おおいに芽生えております。「・・・一人立て、二人三人は必ず続くであろう」しらゆり長には、いよいよという思いで、研修の成果を発揮して頂きたいと願っております。

「G・Wを無事故で!」徹底した自己管理で、楽しい週間にしましょう。

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