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被災地に向けて、「私も頑張る!」

東北関東大地震&原子力発電所の影
風評被害におびえる農業従事者

「折角作った野菜が・・・生活が心配」

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役
廣澤 三夫

平成23年3月11日2:46M9.0の世界でも最大級の地震や津波に苛まされていた太平洋沿岸の被災地の皆さんに、高い放射線量が計測され、東北の一部や関東地方の専業農家の皆さんが栽培する野菜などに大きな風評被害が起きている。

マスコミを通じて国民に伝わってくる「専門的な指数」が、一人歩きをしている。

多くのコメンティーター(その道の専門家)は、安全・安心を必死に伝えようとしておりますが、政府や行政・東電の広報や原子力安全委員会の発言が、専門的過ぎてさらに不可解な気持ちに?いずれにしても、出荷停止や摂取制限というメッセージは、国民に多くの不安を与えている。

買え控えが顕著に現われ「折角作った野菜が・・・これからの生活が心配」今後の政府の適切な対応に期待したい。

カツ丼とカツカレーで鋭気を養う

弊社においては、今期初めての超繁忙期。社員はもとより非正規の皆さんも「休日返上の大奮闘」一時、スーパーやコンビニからお米が消えた。

食料品はもとより飲料水もという事になり、てんやわんやの大騒ぎになった。

近所のお米屋さんから5kg入り20袋を用意し、パートさんたちに配布させて頂いた。(お米屋さんでも中々集まらず抽選で対応)

そして、最後の週には、全員に残業(時間外)を命じ、年度末を乗り切ることが出来た。当然、夜食の必要性が生じ「カツ丼とカツカレー」を頬張る。

カツを食べて鋭気を養った。大きな被害を受けて、施設や避難所でお過ごしの皆さん、多くの支援者や私たちも頑張っております。

「絆と希望」を合言葉に、お互いに「助け合いましょう」

繁忙期の危機管理は、「知恵と発想力」

この度の大きな災害は、私たち物流に関わる企業にとって、一つ間違えれば大きなトラブルの要因になりかねない状況にありましたが、創業以来培ってきた経験とノウハウで大きなトラブルも無く何とか超繁忙期を乗り越えることが出来ました。

これもひとえに皆さんのご支援ご協力の賜物と深く感謝致しております。私も、一生懸命動きました。

事務所はもとより業務のフロアを隈なく廻らせていただきました。

プラッターがフォークが所狭しと走っている中、製品管理を担当する「製品検査委員」が、赤いエプロンをきりっと掛けて、品名確認やセット内容、そして資材確認など多岐に亘る検査項目の確認を徹底しておりました。

その成果は、月初に立てた目標「事故0」を達成、大きな成果につながった。

また、業務に目を転ずれば「商品名を明記したミニ掲示板」を活用して、数100種類ある納入袋(ロゴ入り)に、間違いや勘違いが発生しないような手立てがされていた。

司令塔である管理課には、各フロアーの動きがパソコンで確認できるシステムによって、冷静な判断と適切な指導がなされ、大きな物流の流れをコントロール出来た。

弊社では、都市部に拠点を構えているという事もあり、多段式の建屋であり、エレベーターでの荷捌きに死角が発生する場合がある。

それらを補完するために携帯電話で連絡をとりモニターで確認をする「WEBシステム」は、既に20年以上のキャリアを誇っている。

困難と捉え「先手必勝・創意工夫・総力結集」を!

今回の東北関東大地震に関わる危機管理は、政府や行政に携わる多くの方たちの人間力、即ち「知恵と発想力」が問われているのではないでしょうか?

海外からの支援協力やボランティアの積極的な申し出や各市区町村・行政マンの必死の努力・そして原子力発電所で決死の作業に従事している多くの皆さん、自衛隊や警察、消防の皆さんの活躍は、眼を見張るものがあります。

それらの力をさらに集約・爆発的に広がる応援メッセージ、そして多くの著名人が先頭に立って行動し呼びかけて集まった「義援金」、多くの国民も「何かのお役に立ちたい・・・」と知恵を振り絞って行動している。

それらの思いが、末端の被災地に「届けられない。届いていない。」こんな報道を聞くたびに「先手必勝・創意工夫・総力結集」弊社内では当たり前の行動規範を、是非活用していただきたいと願っております。

がんばろう ニッポン!

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