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事業継承の肝「語り継ぐ経営」

新・社外取締役と阿吽の呼吸
「経営の効率化」⇒「PDCA」

山本五十六に倣う「語り継ぐ経営」

3月23日の株主総会でご承認をいただき、この度、P&Dヒロサワの社外取締役に就任いたしました岡田です。今回の就任に当たり、廣澤会長より「旬な言葉を」とご依頼を頂きましたので、仕事の肝ともいえる「語り継ぐ(経営)」と「経営管理の仕組み」について寄稿させて頂きます。

私は前職で37年間、経理・財務・会社ガバナンスなどを中心に管理系の仕事に従事して参りましたが、多くの場面で「語り継ぐ」事の重要性を実感し、今もこの言葉を大切にしています。

「語り継ぐ(経営)」は山本五十六の有名な言葉「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」と同義と理解しています。

これは、例えば、廣澤会長が経営の観点から毎日実践されている事であり、社報にも度々登場する廣澤イズムを、若い役員や従業員の皆さんに、現場、現物、現実の三現主義で「語り継ぎたい」という強い意思の証でもあると考えています。仕事の現場では、自己の経験・知識を「語り継ぎながら」次世代に継承していく事が、会社力の底上げに大きな効果をもたらします。

ご理解と日々の実践をお願いしたいと思います。一方で、仕事の進め方を論理的に考えてみると、例えば当社の掲げる「企業価値の最大化」を目指すには、「経営管理の仕組み」=「目標管理」の徹底・定着は不可欠と考えます。

求める企業価値には目指す具体的な目標があり、その実現の為の手法が目標管理だからです。

その手始めとして、今年度の事業計画(予算)作りでは、役員の皆さんが中心となり事業目標・会社方針及び営業、生産、経営の諸施策を決定し、それらを実現する事を前提とした事業計画を4事業部別に組んで頂きました。

事業計画の予実管理としては、役員と主要メンバーの皆さんが出席する経営会議で、1月度より、4事業部毎の予実差異分析とその対応策を、各責任分野の方から報告頂いています。

こうした流れが所謂、目標管理の手法であるPDCAサイクル(目標設定=予算=PLAN、実績=DO、差異分析=CHECK、対応策=ACTION)であり、これは予算管理のみならず、全ての仕事の品質を上げる為の管理の真髄です。今後も会長の助言も頂きながら、谷口社長を始めとした役員の方々や皆さんと一緒に、この「経営管理の仕組み」=「目標管理」を会社全体に浸透させて行きたいと考えています。益々のご理解ご協力を宜しくお願いします。

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