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「老舗の優位性」を、さらに強固にするために

  1. 「HICOS」基幹システム再構築へ
  2. 需要拡大VS営業本部の再構築
  3. 生産管理体制もリニューアル

ひとりの強いリーダーから組織力の強化へ

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役 廣澤 三夫

再生から進化へ・全ての機能をリニューアルするために、各部署のリーダーは組織横断的に経営課題の総点検、再構築に向けて活動を開始した。最重要課題である基幹システムについてもIBMの関連企業との打ち合わせを「セッション形式による会議」として始動。

平成9年6月に、IBM AS/400サーバーを駆使し、P&D新システムに対応可能なシステムとしてHICOSと命名、発送業務の効率化等抜本的な改革に成功、以来10年の歳月が経過した。

弊社の優位性は、この基幹システム「HICOS」を最大限活かす事によって他社を圧倒してきた。

しかし、優れたシステムも時間軸を考慮すれば如何ともしがたい。

そこでCS管理課を軸に再構築の必要性について、数100項目にのぼる課題について議論を交わし、いよいよ4月から基幹システムの再構築に向けて本格稼動のスタートを切る事になった。

「セッション形式による会議」の特徴について

  1. ボトムアップによる問題解決型で、実業務に近い問題を取り上げる。
  2. メンバー全員参加による、生産性の高い共同協議方式
  3. 共同協議による分析と特徴

セッション会議に参加するメンバーには「メンバーのルール」として、次の項目が用意された。

「相手の立場や主張・意見を理解する・創造的に・簡潔に・適語表現 後で誤解の生じない様に・テーマをスリップしない・自分の意思決定/論拠を持つ・全員の合意・対案が無ければ賛成」会議の大きなテーマとして、「企業家精神を持って発想」セッションリーダーはGBSの元役員が担当した。

今年の大きなテーマは、行動規範の明確化

営業本部に新・取締役が誕生し、若手のリーダーとして積極的に営業活動を展開している。

「K君は、餃子の王将で訪問台帳を横に、頂いた名詞を見ながらラーメンをすすっていた」担当課長が他部署の数人と餃子の王将で食事をした際に、その光景に「バッタリ」という報告を聞いて、感動した。

各々の立場で新規顧客との葛藤を楽しんでくれている。その努力は、必ずや結果に結びつくということを肌で感じ取った証左ではないか?他方、CS管理課や総務部のメンバーも積極的に参加、約300件の旧得意先にテレアポを入れさせていただいた。

それらの情報をもとに営業担当が訪問を重ね、継続的発注に向けて活動を開始、大変ご好評を頂いている。

さらに成果を出すための施策として、より具体的な行動規範を指し示し組織としての役割について、さらなる明確化を図ることとした。

その際に、プレゼンテーション等についてロールプレイング形式で実施し、より具体的な方法の確認が行われ、全員が「会社(当社)や商品をどれだけ知っているか、類似商品や他社の情報は把握しているか、商品のよさをどう伝えているか」など、改めて議論を交わす事で「老舗の優位性」について確認することが出来た。

また、受注後の対応についても、営業部として充分なフォロー体制が構築されているかなど、きめの細かい対応についても意見交換が行われ「顧客満足」について確認。見積積算についても「確認・承認・決裁」を金額ベースで対応する事も再認識され、安心して営業活動に励める環境が整った。

弊社の中心的な役割期待を大きく担う営業本部が、時代のニーズを的確に捉え意識改革を果たした事は、百獣の王を味方につけたようなものであると確信いたしております。

生産管理総括部もリニューアル

荒井 生活管理統括部長付
荒井
生活管理統括部長付

私は、32歳の時に専務取締役を拝命し、52歳で代表取締役に就任、既に14年が経過いたしました。

併せて平成19年7月から今日まで、生産管理統括部長を兼務してまいりましたが、いよいよ後継にその道を譲るべき時が来たと考え、部付を外部から招聘し4ヶ月が経過いたしました。

異業種からの転職でもあり、社内事情について「書類や組織やシステム」等から理解していただくことを念頭に、各職場を巡視しそれなりに成果を得ることが出来ました。また、防火管理や安全運転管理・安全管理なども手掛けていただき、大きな流れについては習得していただいたと認識いたしております。

当然、生産管理には「品質やコスト・納期」についても、徹底して学習していただかなければなりません。

今後の課題は、営業部・CS管理部・業務部との係わりについて、統括することの重要性を認識していただく事。それらが軌道にのれば「ひとりの強いリーダーから組織力の強化」に向けて、大きな進化の年になると期待をしております。

いずれ来るべき時には、生産管理統括部に常務取締役を配し、更なる管理体制の強化を
図ってまいる所存でございます。

その間、私も併せて組織横断的に協力体制を敷いていきたいと考えておりますので、皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。

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