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マネジメント力UPは、「現状打破」の鍵

「拡大再生産」人材登用が事業承継の条件
大型台風・猛暑・ゲリラ豪雨・土砂災害など

日本列島「自然の驚異」に、ホトホト参った

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役 廣澤 三夫

最近「台風一過・翌日は大晴天」と表現してきた気象現象は、様変わりいたしました。

日本列島に台風が長く居座るという事が、全国に大きな災害をまき散らした今年の夏。広島市北部で起きた大規模土砂災害は、日本の風土(まさ土)と土地開発の狭間で起きた悲惨な災害ではないかと報じられております。

台風12号~11号そしてゲリラ豪雨、猛暑日が日本列島を襲う。自然の脅威にホトホト参ったという感じの夏でしたが「災害は忘れた頃にやってくる」用心されていたにもかかわらず被災された方たちのご冥福と一日も早い復興を心からご祈念申し上げます。

他方、3.11東日本大震災(福島原発事故)から三年、その禍根が、大きな社会問題になっている中「人災・天災」を論じている場合ではない?

今こそ「土砂災害防止改正法や国土強靭化計画法」の成立が求められております。

V字回復は、「現状打破」が第一歩

私は、平成9年6月、代表取締役の命を受け、今日まで事業承継を念頭にひたすら走り続け、お陰様で今年創業50周年の佳節を迎える事が出来ました。

私が当初イメージしてきた「あなたの会社の発送部~発想部」へ、PDS事業の成長によって明るい兆しが見えて参りました。

弊社は「変化への対応は基本の徹底」を旗印に、ソフトサービスはもとより、生産管理や品質管理・購買管理や労務管理など多岐にわたる課題に挑戦、外部講師による「各種マニュアルの作成」や、労働集約型から装置集約型へ、そして関連多角化が軌道に乗った事により「プレミアム企業」を目指す提案力を有する企業へと進化させてまいりました。

その間、優秀な人材を多数採用、中間管理職に積極的に女性を登用、経営を担う取締役に「30代のニューリーダー」を抜擢させて頂き、組織力の強化と活性化に肝を入れさせて頂きました。

他方、今日に至る過程の中で、苦渋の決断ではありましたが、平成17年に行った過去の清算(財務改革やリストラ)が功を奏し、弊社の業績は確実に収益の確保できる企業に進化致しました。所謂「V字回復への道筋」が明確になりつつあります。

そのキーワードは、「現状打破」という強い意志力にあったと思います。

あらためて社員の皆さまのご支援ご協力に対して、こころより深く感謝申し上げます。

いよいよ9月超繁忙期、無事故でGO!!

弊社は、ある時期から超繁忙期(3月年度末と9月決算期)をクリアする為に、規模の拡大はもとより、IBM・AS/400S基幹システムの構築・人材の登用・生産設備の拡充など、多岐にわたる課題に対して積極的に手を打ってまいりましたが、今季は「浦和HIHIセンター」の開設も足かけ三年、大口案件の業務処理に精を出す事になりました。

昨年来の継続発注になりますが、取り扱う冊数がかなり増えております。

それらを可能にしたのは、「生産管理システムを基調とするアライアンスの強化」によって品質向上に対する互恵関係を共有した事にあると思います。

そして、安定した生産管理や品質の維持管理に、弊社独自の「総体管理・ブロック管理・個別管理」を基本理念として行った業務処理が功を奏し事故率0.058で収まり、その事が大きな信頼となり「需要の拡大」に結びつきました。

これらの基本理念を構築するにあたって、私が培ってきた最大のターニングポイントは、私が36歳の時に発言した「俺に任せろ!!」という強い意志力と、常に「顧客重視&信用創造」の思いが他者よりも勝っていたという事に他なりません。

この度の受注に際して、「絶対無事故」との強い意志を持って臨んで頂きたいと思います。

今後は、これらの基本理念を継承させ、なお且つ拡大再生産を念頭に「もっといい会社を創ろう+貢献力」の具現化を目指して、EKK主催による中間管理職の「マネジメント力UPセミナー」を8月から開始させて頂きました。

受講される皆さんの成長を、心より期待しております。

最近読ませて頂いた「海賊と呼ばれた男」時代や規模の違いはあっても、国岡鉄蔵の思いと私の思いが重なり、熱いものが込み上げるのを抑えきれませんでした。

「覚悟」という二文字が人生を変える!! 企業を変える!! 

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