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1%論理について

「文証・理証は現証に過ぎず」

新設品質管理担当と購買担当

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役 廣澤 三夫

繁忙期が続いている。

大変有難いことで、お得意様や皆さんにただただ感謝するばかりです。

東大和「PDHiHiセンターもオープンして早一ヶ月が過ぎた。新エプロンさんも数名加わり活気がみなぎっている。

お得意様とのコミュニケーションも充分に取れ満足していただいている。

世間でひときわ光明を放った、ノーベル賞(物理学・科学)受賞受賞者はお二人「もっと自信を持つべき」「常識にとらわれるな」と語る。

私どももあやかっていきたいと強く決意を新たにした。お蔭様で、弊社における意識改革や構造改革そして経営戦略は、着々と進んでいるが、年度末が目前のこの機会に、改めて日常の問題や考え方について検証しておきたい。

生産管理部の責任範囲について

弊社における生産管理部の責任範囲は、99%と認識していただいている。

管理課が作成した作業指示書に対して、総体管理・ブロック管理・個別管理を励行した上で、さらにISO9001の手順に従い「当たり前のことを馬 鹿になってチャンとやる」ことを前提に、業務処理を遂行し事故が発生した。

その責任を皆さんに負わせることは、社長として「如何なものか?」所謂1%の責任は社長が持つべきではないかと常々考えている。

もし仮に100%皆さんに責任を押し付けたとしたら、緊張の余り仕事にならないだろう。

「基本理念に基づいて業務処理を実践させる」組織の必要性がそこにある。

営業部の責任範囲について

営業部の皆さんは、お得意様のニーズに対して徹底した「顧客満足」を基本スタンスとして、日々活動しておりますが、営業活動を通して責任範囲はどこまでなのかについて明確にしておきたいと思います。

所謂見積の件については、社内既定に則り対応していただき、さらに市場単価も含めたベストプライスを提供し、ご納得を頂くことが重要であり当然の行為です。

しかし、お打ち合わせや商談の際に、個人的な見解で誤解を招いたり、不愉快な感情を与えてしまった場合までも社長の責任として、甘えていただいては困る。

提出した見積書に不具合があったり、製品工程に無理が生じたために成約に至らなかった等の内容については、企業側の問題であり担当者の問題ではない。

従って、会社としては社長としては99%について責任を持ちます。しかし失言やモラルの問題についてまでは責任は取れません。

変化への対応「毎月がQ月間」

私は、前段で縷々述べてきましたが、現状は大変厳しく品質やコストについて、旧来には考えられない要求事項が、各社から求められております。

事故が発生すれば、その件について「是正処置」「再発防止策」の要求が求められる時代になりました。そのこころは「顧客重視」が第一義として捉えられるようになったからです。

過去について、云々する余裕はありません。

弊社としては、対応策としてISO認証取得に伴い「品質管理担当と購買担当」を新設いたしました。当然、日々の営業対応についても生産管理についても機能的に運用されておりますが、さらに徹底した「顧客重視」の観点から専任担当を配しました。

「役割期待」大変大きいものを感じております。

文証・理証は現証に過ぎず・・・・言葉や理屈は結果でしか証明できない。

是非、担当についた大久保・竹内両名はもとより全社上げて「品質向上」に傾注していただきたい。当月は「Q月間」でもあります。

ISO9001認証企業としてのプライドを、さらに高揚しよう。

代表取締役廣澤三夫

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