「事業承継への道筋」に対する手立て

「群雄割拠」⇒素晴らしい役者が揃う

業績に手ごたえ・・・「心配ご無用!!」

創立56周年まことにおめでとうございます。

周年行事として、毎年行われる「創立記念祝賀会」ですが、今年は新型コロナウィルスの影響もあり「新しい生活様式」に配慮しながら、弊社内の多目的ホールを活用して質素に行う事になったようです。昨年は、残念ながら参加できませんでした。その理由が実に滑稽「私の突然の家出」でした。令和2年2月2日～2月5日⇒2月9日～11日まで、走行距離も3000kmと結構ハードでしたが、とても充実した良い旅でした。私なりに強い思いをもって挑んだ3000kmでしたが「早いもの勝ちです・・・」「ほどほどにしなさい・・・」「直ぐに謝ったほうがいいですよ・・・」そんなアドバイスを頂きながら、今日を迎えさせていただきました。

もっといい会社を創ろう「・・・打破!!」

事業承継を考え、創立50周年記念式典で現社長谷口専務を後継者に指名、翌年の株主総会で代表取締役に推挙、昨年の株主総会で女性である取締役加藤さんを専務に指名、この体制になって1年が経過しました。お陰様で、新型コロナ過においても「業績は、益々堅調」素晴らしい決算を迎える事が出来ました。ひとえに「群雄割拠」 役員はじめ社員の皆さんのご支援ご協力の賜物と深く感謝しております。併せて、佳節である創立55周年も、恙なく過ごすことが出来、本日創立56周年の記念日を皆さんとともに祝すことが出来ましたことを、心より感謝申し上げます。時代は、益々不透明であり不確実な様相を呈しております。これからの数年が勝負です。そこを乗り越えれば、次の50年・100年企業への道筋は明確になります。

今日を契機に、皆さまの英知を集め「もっといい会社を創って行きましょう」本日は誠におめでとうございました。

代表取締役会長　廣澤三夫

「創立５６周年を迎えるにあたって」

新型コロナウイルスの影響が収まらないまま当社は、創立５６周年目を迎えることとなりました。ひとえにお得意先様、従業員の皆さんのご協力があってのことと感じております。この場をお借りして感謝申し上げます。当社は、経営理念でもある「あなたの会社の発送部として貢献いたします」を掲げ、昭和４０年に創業。創業期から続くP＆Dシステム労働集約型からラッピングシステム装置集約型へと進化し３０年間が経過しました。さらに平成２２年にはプロセス・デザイン・サービス事業の頭文字をとったPDS事業を立ちあげ、時代のニーズに応えるべくさらなる進化をしてきました。

平成２７年６月１５日に「創立５０周年記念式典・祝賀会」を帝国ホテル富士の間にて、「未来創造を担う一人としていつでも、どこでも、すこしでも・・・顧客満足に努めて参ります」と当社からのメッセージを多くのお得意先様にお届けする機会をいただきました。企業が進化する過程では、常に新しい「やり方・手順」「新たな価値の創造」が求められています。こうした経験や考え方を社員全員が言葉で共有するため「カルチャーブック」が生まれました。経営理念・経営ビジョン・事業目標だけでなく、今までの長い歴史や積み重ねた経験から生まれた「ヒロサワスタンス」を伝えています。

これからの時代に合わせた当社の在り方について「カルチャーブック」を繰り返し読みながら、私なりに日々考えています。新型コロナウイルス対策から端を発した「新しい生活様式」への対応は、日々の生活だけでなく、会社組織や企業文化にも大きな進化が必要だと痛感しています。その中で今年のスローガンを『打破』と掲げました。「もっといい会社を創ろう」を実現するためには、様々な障害を打ち破る必要があります。現状を『認識』し、常に謙虚な姿勢と新たな『文化』を醸成するための社内コミュニケーションと意識改革、そのためには今までの価値観にはなかった『行動』やアイデアが必要です。この考えが社員の皆さんに伝わることを期待し、次の５０年・１００年企業へと進化する年だったと言える行動をしていきましょう。

専務取締役　加藤ゆうこ