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「危機管理の原則」は、予測と初動にあり!!

「新型コロナウィルス」との戦いに勝利

機を見るに敏⇒信頼と共感/すべてに挑戦

受注率10%アップへ/構造改革PTとコラボ

今年も早いもので、残り数か月で「55期の年度末」を迎える季節となりました。

今期は、新型コロナウィルスとの遭遇? 世界的な大騒動となり「欧州はじめアメリカやブラジル」なども大パニックに陥り、その対策にトップリーダーとしての力量が問われているのではないか? 他方、今や世界的な影響力を増している中国の存在が、良くも悪くも大きいと言わざるを得ない「我々は新型コロナウィルスとの戦いに勝利したVS中国の武漢で発症した」パンデミックといわれる新型コロナウィルスの影響で、日本経済もかなり厳しい。そんな中で、私たちは「危機管理の大原則は、予測と初動にあり」との格言通り、5月には既に役員の給与などに手を付け、8月には「組織のスリム化」を断行、事業部を4事業部から2事業部へ、承認決済のスピードを上げるために事業部長にその任を移管、受注率10%UPを打ち出した。併せて「構造改革プロジェクトチーム」を立ち上げ、不良在庫の整理やストックヤードの整備など、かなり成果に結びついております。

「経営者としての覚悟と視点」

さらに、10月1日より代表取締役社長谷口太氏の役割について、明確にさせて頂きました。私にとって事業承継の肝は「経営者としての覚悟」が担保出来るかという事にあると、常々発言してきましたので、この機会を通じて「営業的目線から経営者としての視点」に立って、組織運営に関わって頂く事にしました。入社以来11年「PDS事業」の立ち上げが弊社の創立50周年記念式典を大いに盛り上げることになった。その機会を契機に社長就任、以来4年が経過~来年の2月には5年が経ちます。早いもので、弊社も今期は55周年の佳節にあたり、本来であれば11月2日⇒帝国ホテルの富士の間で記念式典を行い、谷口社長と連獅子を踊ることを企画しておりましたが、このコロナ過で中止せざる得ない状況になってしまいました。「真に残念至極」であった事は申すまでもありません。

「論語と算盤・持続可能性」を求めて

来年のNHK大河ドラマは「青天を衝け」との事ですが、その主役は渋沢栄一翁です。約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった「日本資本主義の父」。幕末から明治へ。時代の大過に翻弄され挫折をくりかえしながらも、青天を衝くかのように高い志を持って、未来を切り開きました。

「綿密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢は、生涯青春の人でした。私は、弊社の若き青年リーダー谷口社長を重ねてみる機会になるのではないかと、大河ドラマの放映を楽しみにしております。今年の大河ドラマは「麒麟が来る」でしたが、ここにも私たちが見習うべき事が沢山ありました。斉藤道三や信長や光秀の頑張りはもとより「女性が、時代を変える大きな役割を担っていた事への共感」・・・弊社の専務以下女性たちも、桔梗や駒や伊呂波太夫に負けないほど頑張っております。

来年は「次の50年・100企業を目指す」大きなスタートの年になります。私自身の役割を大きく変える年になる事も視野に「権限の委譲と組織的運営」「組織は、経営の意思である」「スピードをもってチャレンジすれば、事はうまく運ぶ」「とにかく具体的に動いてごらん、具体的に動けば具体的な答えが出るから」年度末、皆様のご活躍を大いに期待しております。

代表取締役会長 廣澤三夫

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