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東北関東大震災(太平洋沿岸)

自信・津波&放射能そして計画停電
死者も被災者も未曾有の様相

すべての事象が世界的規模!

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役
廣澤 三夫

3月繁忙期の中、3月11日午後2時46分、東北(岩手・宮城・福島)関東一円に大地震と津波が発生、大きな被害をもたらした。

それによって流通業界が大混乱を呈している。

今起きている事象は、すべて世界的規模であり、大きな地震や津波は、現場サイドで認識していたスピードやパワー(破壊力)をはるかに超える勢いで堤防を越えた。

私たちに届く情報は、テレビを通じての情報であり悲痛な叫びと跡形もない町の景色からしか感じられるものはありませんが、「マグニチュード9.0」は、世界的な記録であり「規模でも最大級」と言われ、被災者は死者が数千人、不明者が万単位でカウントされています。

被災者の皆様にはお見舞いを申し上げます。

痛ましさや窮状は皆さんご承知のとおりですが、さらに、追い討ちを掛けるように「福島第一原子力発電所の爆発事故」が発生。あまりにも専門的な説明によって国民はかなり混乱している。

また、避難に関する情報が二転三転しているために、地域住民はあせりと不安が一層募っている。・・現場担当者は死を覚悟しながらの応急処置に終われている。それを無駄にしないような説明こそが、関係者に求められている。

その説明責任は非常に大きい。

明確な情報開示が最重要

その上に、地震の影響で東京電力の原子力発電所の爆発によって、供給電力不足が発生。地域を分けて順番に電力供給をストップする「計画停電」が行われる事になった。

これによって工場や一般家庭・首都圏の交通網がマヒするなど、日本はかってない非常事態となっている。

弊社においても、3月の年度末に処理すべき案件の中には、全国配送の商品が目白押し、特に都道府県に送付する商品が多い中、物流事業者の配送網の一部が破壊され、集荷業務すら滞る状況にあります。

大事な商品が弊社の流通スペースはもとよりストックヤードまでが飽和状態になる始末。梱包やラッピングされた商品が山のように保管されている。

これから入荷する商品も年度末に必着指定の物もあり、かなりの制約を受けた中での業務処理が要求されております。(左下写真:3月からラミネート機を浮間本社で対応する事になった)

事務所内に「緊急・情報伝言板」を設置

弊社内の営業及び管理担当者は、顧客情報を的確に把握し、物流事業者との情報を共有 しつつ、生産ラインを管理している業務課担当者と「工程管理やキックオフ・業務の進捗管理や顧客へのフィードバック」など、多岐にわたる対応をさせていただいておりますが、危機管理に対する対応は、刻々と変化する情報を的確に捉え、起きている事象を第三者的に捉え客観的な視点に立って対応することが重要なことではないかと考え、事務所内に「緊急・情報伝言板」を用意致しました。

中間管理職の指揮に、遅れや勘違いが発生しないように、業務が混乱しないように大いに活用しましょう。

顧客重視の基本理念を徹底しよう

特に、留意すべき事は、その時に必要な「最少で最適な情報」を効果的に活用し、最大の効果が期待できる環境を作る。

勇気を持って適時敵便に采配すること。顧客重視の基本理念を徹底していく事こそがもっとも重要な事であり、「あなたの会社の発送部」の所以です。

聊かでも利己的な考えが判断基準になれば、結果は大きな事故を誘発いたします。

「管理者は職場から目を離すな!」管理者の一瞬の隙をついて事故は忍び寄ってきます。大きな仕事の陰に隠れている、小さな仕事に留意しましょう。

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