伝統の力 歌舞伎座「至福の時」

 

歌舞伎座が新装され、多くの歌舞伎ファンが木挽町ひろばを埋めている事を実感した

 
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駅を降りてエスカレーターで歌舞伎座へ向かう顔 顔 顔 私達は駐車場から合流して歌舞伎座へ
外へ出ると小雨が・・・歌舞伎座へ向かう人たちは小走りで玄関先に・・・心は海老蔵に逢いたい ? 
 

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開演時間までに少し余裕があったので、館内をひと回り「名代の名優」をカメラにおさめた
 
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節ちゃんは、食事を用意するために売店に向かったが・・・「売り切れだって・・・」
そうこうしている内に、5分前のベル・・・あらかじめ確認してあった指定席へ「心が躍る・・・」
 
第三部 6:00開演 
播隋院長兵衛&白井権八・・・を題材にした「御存 鈴が森」 チョッと地味な演出かな・・・?
松本幸四郎が中心の芝居 梅玉が権八役で熱演 歌舞伎には珍しいマイナーな出し物 ?
約40分程度の出し物、内容は「史実に反して設定した所謂創作ものかな?」(私の勝手な解釈)
 
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休憩時間が30分 3階の売店でようやく軽食にありつけた・・・「とりあえず席で食べようか?」
本来は、それなりのところで食事をするはずだったのに・・・ちょっとしたタイミングでこんな事に
開演30分前では、自分達の思うような「歌舞伎座の定番」を楽しむのにはチョッと無理があった
 

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幕間の間、緞帳の紹介があった「スポンサー名」がアナウンスされ次々と・・・これも歌舞伎座
 
「これからが、今日の楽しみだね・・・」「海老蔵を早く見たいね・・・」「女形の福助や・・・」
「左團次や三津五郎もいいね」「後は誰が・・・」隣の奥さんとこんな会話をしながら・・・
今は亡き勘三郎や団十郎を惜しみつつ「これからの歌舞伎界に期待しているわ・・・」私も同感
 
 
十二世市川団十郎に捧ぐ 「歌舞伎18番の内 助六由緑江戸桜」
 
助六・・・海老蔵  三浦屋揚巻(吉原の花魁)・・・福助 髭の意休・・・左團次 
揚巻にぞっこん惚れている助六・・・喧嘩が好きで色男 色物は時代を超えて・・・う~ん
 
「豪華絢爛」吉原の花魁5人の競演 歌舞伎ならではの舞台に 観客は唸る どよめく
 
きらびやかに舞台いっぱいに女役達が「吉原」を演出 あんな時代に・・・? 無理かな・・・?
今は昔 私達には歌舞伎座でしか味わえない吉原の風情や豪華な衣装を堪能させられた
 

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海老蔵の立ち居振る舞いに大拍手「感動したわ・・・」「気風がいいね・・・」「花があるね・・・」
 
「ジェジェ・・・なんて、三津五郎も海老蔵を相手に、結構楽しませてくれたね・・・」
「今でしょ・・・こんなフレーズも取り入れていたし」「この場面は印象に残ったね・・・」
 
高速を飛ばして家路に急ぐ車中での会話 「また行って見たいね・・・」
 
「今年のうちに・・・?」久しぶりに、新装成った歌舞伎座杮落し公演に出かけて
「特別な時間」を楽しむ事になった 私たち夫婦にとって「至福の時」・・・最高でした