道後温泉アラカルト

この度の「四国漫遊の旅」の目玉は、道後温泉に纏わるアラカルト・坊ちゃん電車やからくり人形など
 
松山城を中心に、古き良き時代の松山市内を散策させていただきました
また、道後温泉には「天皇陛下ゆかりの温泉」として、名をはせた事もあり、
温泉にお見えになる方達は、最盛期には一日5~6000人の方がお見えになったそうです。
 
大和屋本店から松山駅前に行く途中、道後温泉の夜景が素晴らしかったのでシャッターを押した
 
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東京に帰ってから、「道後温泉」をネットで調べたところ、かなりの歴史があり
私達が想像していたよりも、格調高い温泉であることがわかりました。
 
道後温泉本館は、松山市の道後温泉の中心にある温泉共同浴場、別名坊ちゃん湯とも言われている
 
戦前に建築された歴史ある建物で、街のシンボル的存在であり、1994年に国の重要文化財として
指定された。共同浴場番付において、東の湯田中温泉大湯とならび西の横綱に番付されている他、
2009年3月、ミシュランガイド(観光地)日本編において二つ星に選定された。2009年、経済産業省の
「近代文化産業遺産」に認定されたとか。
 
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私達は、二階の「霊の湯」でお風呂を頂く事にした ( 一階には「神の湯」 三階は個室でゆっくり・・・)
霊の湯は、所謂大風呂・・・脱衣所も大勢の方達とご一緒する。浴衣とタオルが用意されていた。
 
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踊り場には、「お宝鑑定団」に出して見ては・・・・と思うような代物が? 沢山並んでいる
 
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お風呂から上がって、お茶をご馳走になり「坊ちゃん」で有名な夏目漱石ゆかりの部屋に案内された
 
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まるで、其処に夏目漱石が今にも現われるような雰囲気に浸れるから不思議
 
ウィークディーということもあり、そんなに賑わっていると言う事もなかったが・・・・
何人かの温泉浴場利用者と同行して、天皇陛下がお使いになった玉座やおトイレなどを案内される
この部屋は、案内されても撮影禁止のため、皆さんにご披露するわけには行かず、まことに残念至極
 
二時過ぎに一風呂浴びて、道後温泉の街並みへ「・・・商店街やからくり人形」を見学、街中を散策した
 
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そして、「坊ちゃん電車」へ マーちゃんが感激のあまり涙を流していたのが印象的でした
 
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私達は、親子三人ずれでしたが、ご夫婦でお見えになった方も・・・靴がおそろいでした
 
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道後温泉には、「又新殿」という 日本で唯一の皇室専用浴室が備えられている。御影石の最高級品
庵治石を使った浴槽のほか、控え室、トイレなどが見学可 これまでに延べ10人の皇族が入浴したが、
各宿泊施設に引き湯が行われた事などから、1952年を最後に60年近く使用されていない。
 
いずれにしても、日本の宝として、2002年度から「道後温泉本館保存修復計画検討委員会」が設置され
本館修復方法等の検討がなされているほど、貴重な財産である事は間違いない。実際に中に入って
お風呂を頂いたものだけが感じる思いかも知れない。そんな事を考えながら道後温泉を後にした。