ブラジルから・・・再会

 
去る39年前の6月、私が31歳の時によんどころない事情で訪問した ブラジルのサンパウロ
丁度、移民60周年と云う佳節だったと思いますが、今の天皇陛下が皇太子だったころでした
 
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今回のFIFAワールドカップは、ドイツが優勝しましたが、その年は見事ブラジルが優勝でした
町中が、国旗を片手に大騒ぎ、車中からも国旗をかざして大騒ぎ、パトカーが護衛をしている
 
歴史は巡って、今年の6月19日~27日までドイツ旅行中、国を挙げてサッカーの応援を
今年はドイツが優勝 もしかして私は何かを持っているのでしょうか? と思いつつブログ作成
 
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実は、昨日そのブラジルに移民してかれこれ55年、大成功をおさめた兄貴夫婦と食事会を
その当時は、本当に貧しい 貧しいお兄さん家族でしたが、本当に幸せな家族に成られました
 
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本来は、節ちゃんと茨城の実家で挨拶すべき所、私たちは結婚披露宴と重なってしまったので
やむなく日曜日にお会いする事に、そして「虎ノ門ヒルズの音音」で昼食会と云う事になりました
 
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最初は二重橋でという事でしたが車が入れず、馬場先門で待ち合わせて 「やあ~やあ~」
 
総勢9人で行動しているようで・・・「お兄さん~お姉さん~きみは誰~あの時のお兄ちゃん」
節ちゃんも、お姉さんと抱き合って再会を喜んでおりましたが、その他のポルトガル人は???
 
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目的の虎ノ門ヒルズへ 様子を見ていると末娘が全体を仕切っているようなので、そこを頼りに
食事の注文や席順やデザートや諸々の事を、末娘と相談しながら対応させて頂きました
 
ちなみに、その末娘は福井県のM製作所に勤務しているとか・・どうりで日本語がお上手でした
 
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とにかく、言葉が通じないので身振り手振り笑顔で接しながら初期の目的を
とりあえず果たさせて頂きました お兄さんたちとの会話の中で「貧乏しました」
 
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「三夫さんがお見えになった時は、最悪の時でした」「とにかく苦しかった・・・」
 「子育てに必死でした」「お陰さまで、あれから40年 本当に幸せになりました」 
 
お二人の苦労話も、沢山お聞きしました・・・
 
「子供たちの学業をとるか土地を購入するか・・・」「子供たちを大学に通わせて本当に良かった」
まさに、「自分の人生は自分で切り開く・・・」という覚悟が、今の幸せをつかんだと思います
私達も、当時の事が ばねになって今日を迎えており「人生のターニングポイント」になりました
 
 
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お兄さんとお姉さんの苦労話を、長男やその嫁・長女や末娘がしっかり受け止めている様子に
その当時の事を重ねさせて頂きながら「君たちは、当時4~5歳 鼻を垂らしていましたよ
 
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こんな会話を交わしながら、皆さんは次の予定の場所「原宿」へ向かいました
(すでに、見学をしてきた所は、京都・ディズニーランド・秋葉原・二重橋etcなど)
 
私たちともども、ブラジルで 日本で活躍される事を誓いながら
お別れしましたが、何となく後ろ髪を引かれるような思いでした
 
「この先大丈夫かね」
心配ご無用  
 
 

無題

Posted by 廣澤三夫